今回のテーマは別府市の南に位置する内成。『日本棚田百選』にも選ばれた所で、鎌 倉時代に開墾が始まり、
今の形になったのは江戸時代といわれます。この内成の四季 を撮影することで、
街のすぐ近くにある里山の風景や文化を伝え、残せばと考えてい ます。
冬、田植えに備えるひとと自然。春、田に水が張られ、村は小さな水の湧く里とな る。そして田植え。
夏、実りの秋のための暑い日々。秋、彼岸花が咲き誇り、やがて 収穫。毎年繰り返される人と自然の営み。
しかし時代の波がこの里山にも押し寄せ、 少しずつ、
しかし確実に変わっていく・・・そんな姿を追った写真の一部を転じして ゆきたいと思います。
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